今日も一日　おつかれさまです


こんなに平日でも　人が電車に乗ってるなんて

思ってなかったから　パパに会いに行くと言っても

たいした事は無いと　おもっていた

小学校の飼育係をしてる僕には　専用の手提げバック

に入れられている犬達が　どんなにいやか

分かる気がいつもして　あの飼育小屋でさえ

動物達がいやだなぁ〜〜〜とあきれているのを

しってるから　動物から見ればこの国は　もう

退屈でしかたないのだろうと　右横の手すりに

よっかかってるお姉さんのチワワくんの目から

伝わって来ていたそのとき　目的地のついた


パパは　ママよりずいぶん年上で　僕は息子という

より　孫といわれてもおかしくない感じだった


階段を凄い数の人々が一斉に降りる　登る人は

横を一列に登っている　ぼくはなんとなく　約束とは

いえ　重ための気持ちを足に伝えてるように　

ゆっくり　階段をおりた　


”クォーターパウンダーセット　コーラ　エムで！！”

待ち合わせ　マック！　席のとなりはDIESELの

ニット帽被ったおっさん！！スマホでかじりつくように

何か見てる　なにかしてるようだけど何もしてない

こんな人達が　この国には　おおすぎる！！！

１０分後　ウインドウのまえに　パパ　・・・・・


以前のパパは　おしゃれというかおじさんなりに

しゃっきりというか・・・・きょうのパパ　

久しぶりのパパ・・・・・むかしアキバにいた人々

みたいな格好・・・なんか・・・こわい・・

となりのDIESEL帽のおっさんがいやぁ〜〜〜な目で

”まったかぁ！”とぼくがみても少し引くような笑顔を

みて　なにかいやな感じで見つめている

”ぱぱ　とりあえず出ようよ！！普通できたから

なんだか外に出て歩きたい！”　パパはお腹は

空いてないようだった　外に出た時DIESEL帽がまだ

いやらしい目でぼくをみていた






謙太郎