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今日も一日、おつかれさまです
5時すぎ、日が暮れて歯の治療を終え、なんとなく
街が気になって、渋谷の街まで歩いていった。
古い建物には地震の影響がみられる。余震による
外壁の落下はあり得るようなビルが思ったより
多くみられた。中心部に入るころは日が暮れていた。
あれっと思った。思ったより数多くの建物が
電気を消していて僕の記憶では初めて、薄暗い
夜の渋谷を体験した。しばし、ハチ公あたりで
全貌を見回す。協力とはいえ商業活動を滞らせる
ことに余裕のある企業は今の日本にはそう多くは
ないのに、小さな個人の薬局屋、個人の洋服屋、
スイーツやケーキを売るお店、様々なお店が
この未曾有の大惨事に、被災者の支援、被災地
の支援のための協力を実行していた。ある少年の
言葉が耳に入って来た
”こんなとき音楽とか映画とか、なんにも役に
たたないよなぁ”
直接的にはそうだと一人のシンガーとして
思った。役に立てようと思って行動をすること
はでき、全く役に立たないとは思わないけど
こうして街を見回して、直接的に役に立とう
としている小さな力に頭がさがった。”ありがとう”
こころからそう思った。僕に出来る事はなんだろう?
今それを真剣に考えている。
中川謙太郎
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マグニチュード9.0、世界観測史上4番目、
100〜500年に一回の今回の地震、子供
の頃、関東にでっかい地震が来るという噂が
毎年のように聞こえてきた。小5のとき、地鳴り
と共に震度1の地震が福岡に来たとき、母に
非常事態を知らせるようなサイレン(これは
のちに5時の時報のサイレンと判明した)
をおちょくり半分に”空襲警報ば〜い!”
ってふざけてたら、ぶっとばされた。
母は、戦争のことを真剣に泣きながら話して
くれた。そのことをきっかけに僕は人が、なにか
で亡くなる事の悲しみや悔しさを感じるように
なっていった。チェルノブイリ原発事故の
撮影を断行し後に被爆されてなくなった
カメラマンの方、海外で起こる戦争や地震
そして奥尻島やあの阪神淡路大震災、
初めて体験した震度5強の今回の東京の揺れ
スマトラ島、中国、ニュージーランド・・・・
母は最後に泣きながら謝っていた僕にこう
教えてくれました。
”戦争やろうが地震やろうがなすすべなく
ただ見つめるしか無い悔しさを学びなさい”
人の、ひとりの死、ひとは過ぎ行く時の中で
知っていたはずの、学んだはずの思いを
忘れてしまう。簡単に。だから人が亡くなる
という事実を自分なりにしっかり見つめて
今泣きよる事とあわせて自分でよく考えて
みなさい。
と教えてくれました。母は、いま77歳、
元気です。いま孤独に暮らしていらっしゃる
同世代の方々のお宅に訪問しいろんな話や
思い出話、無償で誰の目に止まる事も無く
もくもくとやっています。
多分ぼくの人生で一人の人間として人生の
先輩として尊敬しています。
今回の地震で日本のみんながそういったこと
に自然に気が付いたことを感じてます。
時は過ぎこの経験が年輪を重ねた生長の木
木として僕達のこころに微々たるまだまだ
貧弱な芽ではあるけど逞しく成長していくこと
を願います。最後に少々ヒートアップぎみな
近頃のぼく、誤解を招くような発言を許して下さい
ただ、今この国震災の事はもちろんですが
成長の、国民全体の意識の成長のチャンスだと
も思います。
過ぎ行く時の中でみんながそれぞれいろんな
事はあるのに1つの思いにあると思います。
みんなのちからがこの国を更なる成長に向かって
る そんな気がします。物資や食料、義援金
まずは被災者の方々に出来る限りの事を
していきましょう。過ぎ行く時の中でさらなる
日本の成長を実現させましょう。
東京電力原子力発電安全保安院のみなさま、
記者会見、見せて頂きました。みなさんが
大変な中、あの場に出てこられた情報がしっかり
してない中、会見される決断には、有り難く
思います。が、あれではみなさんが何も出来ない
状況にあることを受け止めるしかありませんです。
むしろ、こんな方々がこの国の最大危険施設の
安全保安院となると、安全は、保安できません。
申し訳ない事で、なんにも知らない子供のような
ぼくですが、それこそ子供達にもわかるように
愛を持ってつらなった書面をただマイクに乗せる
のではないと思いました。正直めちゃくちゃ
ムカつきました。本気で怒りをおぼえました。
説明はもちろんほしいですが、しっかりと
被災地の方々に状況をわかるように、子供にも
はっきりわかるように愛をもって会見に望んで
いただけないでしょうか?この事態に向き合い
国民に事実関係を、今現在の事実関係を
大きな声でカメラに向かってその役目を果たす
べきだったのではないでしょうか?
東京電力の原子力を安全に保安する力を全く
感じませんでした。事情は様々あるのはわかります、
でもあなたがたはその気がない?そんな会見でした。
残念です。やらされて代表を名乗る、そんな
小学校の学級委員みたいならいりません。
もし次にあなたがたがでてきて、同じ事を繰り返したら
僕は許しませんよ。絶対にゆるさない。
現場に出向き放射能に関する事態を安全保安院
の立場から安全に保安してください。
もし最悪な状況になったら安全保安院の立場から
原発に向き合い情熱を注いでください。
忌野清志郎さんが、常々、いっていました。
サマータイムブルースというロカビリーの
名曲をカバーした歌で、”電力はあまってる!”
今回のような被爆の事実、この星で唯一の
被爆国なのに、地震列島の歴史もあるのに
なぜ、どうして???
残念でやるせなく、ただただ悲しい・・・・
みんな、二次災害 三次災害、新たなる地震
警戒してください。電気が東北の方々に届く
ように節電し、今できる最高の協力をして
いきましょう。
地震にともなって様々なうわさやチェーンメール
が沢山回っています。不安や恐怖、様々な危惧する
感情から備えを施すためにみんな自分にできることを
しようとしてるのかもしれませんが、どうか冷静に
対処してください。もっとも被害のあった、あるいは
まだ危険な地域で過ごさざるを得ない方々に何もできない
悔しさを噛み締めながらテレビを見つめることしかで
きませんが、様々な行為は小さな心からの僕らの一言
からしか始まって行かないと思います。壊滅的ライフライ
ンの断絶でおそらくネットなどみることもそんな気すらも
起きないと思います。もうずたずただと思います。
みんなそれぞれに気持ちを送ってください。
奇麗ごとかもしれません。でも、僕達のライブを
一度でも体験してくれた方々は、ぼくには大切な仲間
だと僕は思っています。僕に力があるなら飛んで行って
みんなを、仲間達を、仲間の仲間たちを安心させてあげたい
です。起こってしまった地震に元に戻せとはいえません。
だけど、いま必死で現場に立ち向かってる東北地方の
全ての方々に気持ちを、送りましょう。
みんなの言葉が、気持ちが、必要だと考えます。
想像を絶する事実がこの僕達の国、日本でいま、起きて
いる、その事に対してみんなでスクラムをくみましょう。
心のスクラムをくみましょう。強い気持ちでこの事実
に向き合いみんなの言葉、こころを東北の仲間たちに
とどけましょう。
中川謙太郎