今日も一日　おつかれさまです


捧げるという事　今日知り合いでクエルボの

いろんなことに尽力してくれる知り合いが

本の出版記念でライブを企画　それに参加させて

いただきました。以前出演したことのある”豚骨

ロック”なんですが　あえて告知をせず出演しました。

僕の中の今回の思いは　”震災に直で合われた方に

心からライブをしたかった”ことでした。

元来そうした趣旨でライブを開催することは

非常に難しく　どうしても義援金を集める目的

として主催の方がボロボロになって行うものが

多いんですが　今回僕の中の気持ちが届きもしない

東北の方にだけ向いてしまっていた事から　みんな

を誘いお金を頂く事にはどうしても抵抗があったんで

このようにさせて頂きました。届きもしない祈りを

貫く事が目的だったんです。でも　僕はあ同じように

この国のために散って行かれた数多くの先祖たちに

毎回　届かせる事が目的です。自分としては今回

一番貫けたライブとなりました。何故そういった

心持ちか？僕は　こうしてこの世を旅立たれた

数多くの先祖子孫　沢山の方の言葉に耳を傾けたい！

そう思って　現在音楽活動をしています。今回は

どうしてもそんな方々のために歌いたかった！

偽善かもしれない　でも僕は亡くなられた方々の

思いを無視することがどうしてもできません。

結果はこれまでで最高の歌がうたえたと勝手に

思っています。自分の心の中がそれを求めていた

のかもしれません。被災者の方　この国のために

無念のうちに旅立たねばならなかった方　ぼくは

今日がんばってきました。みなさんにも聞いて

ほしいでも　そうではない現実の中　あえて今日は

みなさんに捧げるステージをさせて頂きました。

どうか安らかにゆっくり休まれて下さい。僕らは

本当に悲しんでます。でもこうして僕の心はみなさん

と共にあったことを公言させていただきます。

捧げる　本当に難しいことです。でも捧げたかった。

どうしてもみなさんに捧げたかった。これから眠ります。

そして明日　またみなさんと共にある僕を　勝手な　

ぼくをどうかお許しください。心からみなさんの冥福を

祈って。


２０１１　４　９　　青山レッドシューズにて

CUERVOボーカル　中川謙太郎