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代官山の木陰の間をこの間は、すりぬけていた
今日は、神泉のビルの谷間、10年前はニューヨーク
のパークアベニューを舞っていた、風にのり
旅を続ける ” 声 ”。
朝顔に水をやっていると赤い紙の命ずるまま
旅立った”声”は、今もちゃんと風になって、水に
雲になって僕に話しかけてくれる。
『どうだい?人生は?どうだい?』
答えられる訳が無い。できることなんて、ない。
でもね、絶対に風化しないよ、絶対に忘れない
目に頼るから見えない時も。でも目を閉じ
君の”声”を僕は探す。すると必ず君は風に舞い
話しかけてくれる。マレーシアの海岸で
プーケット、ハワイ、バリ、ロンドン、
パリ、オーストラリア・・・・・。
それぞれの生活の中を君は舞っていた、しっかり
と、舞っていた。笑顔で舞っていた。
歌で返す、歌うとき、必ず君を呼ぶ、こころで
僕がもてなす、ぼくが君を絶対にひとりには
させない、ぼくがマイクの前に立つときは、絶対
君をよぶんだよ。
そして、僕なりに君を知り、考え、感情を
揺らして、憤りを揺らして、悔しさを噛み
でも、君がいつもやってきてぼくに触れて
教えてくれるから、君がたくさん教えてくれるから
涙から笑顔にしてくれるから。
1945年の蝉の話をいつもしてくれるから
夏の鳴き声を愛おしく思ってます。
君、今年も夏、無事に来たよ・・・・・・。
明日、8月10日、代官山のLOOPって
ライブハウスで歌います。君、まってる。
19:30くらいが出番、5組による
アコースティックなライブです。
君の事、風の中に、いつもみつけるんだよ。
じゃ、明日ね。
中川謙太郎
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