みなさん、今日も一日おつかれさまです。今日はどんな一日でしたか？
なんでも今年の梅雨は短いらしく、植物くんたちにとっては大問題。
まだ、蓋を開けてみないとわかりませんが、野生のシカがえさが足りずに餓死
したり、海水温度上昇でプランクトンが増え過ぎそれらを主食とする生物が増え
、海、山、ETC自然が大混乱しているみたいですね。責任の一端はぼくらにも
あるんでしょうね。さびしいことだけど、今からできることをやっていこう
と思うんです。自室での冷暖房廃棄、電力消費量の削減、下水道の使い方の工夫、
実践していこうと思います。だって、１００年後、秋が大好きな人がいてほしい
んですもん。やらねば！です。

高校時代、男子校、教室、「あつか〜〜〜〜ばさばさばさ！」
「こら！中川！教科書であおぐなぁ〜〜！」「すんません！暑くて！」
「わかる！わかるぞ！中川！でも耐えてみぃ！なんかさとるぞ！」
授業は確か現代社会！僕だけでなくみんな、団扇を持参してるやつもいるほど
とにかく暑い！「先生！なんば悟るとですか？」僕は聴きました。
「文化たい！文化！」３割くらいの人間が「文化？」
そこから授業は現代社会のくせに、アフリカ熱帯地域の話になりました。
「ばったん先生？アフリカの人はそこで生まれて慣れとるし、１日中裸
に近くてしかも外暮らしで風やら日陰ばうまく使うっちゃないですか？」
一同納得！団扇のおとが激しくなるのがわかりました。
すると先生、「そばってん、気温の高い地域ではおまえらが知らん病気やらやまんごつあってどげんもこげっんもされん実態があるとたい！病室げなおまえらは
ばしっとしたところが用意されとるばってん、アフリカはハエのとびまくりようようなところで治療ばせないかんで、そげんとこで薬やら傷やらばいじくりまわしよったらばい菌がもううじゃこらと、ほんと、どげんもこげんもならんとよ！」
先生は何かを訴えるように授業の内容も忘れてアフリカの現実をシャワーでも
浴びたかのように必死に汗かいてはなしてくれました。団扇の音は、８割強
増えていました。「先生、アフリカはどげんなるとですか？」
先生は『ん〜〜〜〜〜金もっとる国がたすけてやらんと、どげんもこげんも
されんやろ〜〜なぁ〜〜」
僕は必死に先生に食らいついて質問しているOくんの隣でその様子をみていました。
Oくんは真剣に、あまりにも真剣にアフリカのことを心配しているようだったので
僕の後ろのやつが「そげんおまえが今心配したっちゃどげんもこげんもならんよ」
すると先生は「まぁそげなこったい！はぁはぁはぁはぁ」
Oくん、さびしそうに着席。やがて、ベル！
すると僕もふくめて何人かでOくんの所に集まりました。
「食堂行こ！リッチコーヒー（当時７０円の高校唯一の良い飲み物）おごっちゃる」
７人くらいでクラスで一番の金持ちHくんにリッチコーヒーおごってもらい
ぼくらは、Oくんのおかげで超退屈な授業がそこそこ楽しめたことをOくん
に感謝しました。
Oくん、jaywalkのコンサートにも来てくれた事があるんですよ。
今頃、なにしてるかなぁ。夏の男子校の教室はみんなトランクスで団扇を片手に
食堂行く時だけパンツ履くような感じでした。今は冷暖房完備だそうですが、
僕個人的には、工夫して涼しさを探るほうが人間として勉強のような気がします。　　　　

あ〜〜〜〜足がしびれた〜〜〜〜〜！
それでは、みなさん、このへんで。またあした！
答えはあした！

　　　　　　　　　　　　　　謙太郎