みなさん、今日も一日おつかれさまです。
そして、BLUE JAY CLUB IN　京都に参加くださった方々、本当にありがとう
ございました。僕自身、ひさしぶりぶりの人前での歌の場、ひさしぶりぶり
に熱くたぎる血潮を感じ、歌を歌う事の自分の中で起こるドラマに改めて
歌の難しさ、大切さ、純粋さ、ETC歌うという行為に必要な持つべき認識、姿勢
心を学べた気がしました。
心、技、体ということばがありますが、まさにそれを感じました。言葉に心が混ざらなければ歌は魅力を半分失います。魅力のある歌とは、心、技、体、のバランスだと
確信しました。

家のこの間の新聞配達のエピソードに登場したじいちゃんは、かねがね
おふくろにこう教えたそうです。「自分に嘘はつくな！人に嘘はもっとつくな！」
光康さんの書いた今日のBLUE JAY CLUBの歌の歌詞、信じて理解し伝える事
ができること、これがすばらしいことであると知りました。
どんな、乱暴でガサツで下品なことばでも、歌における心、技、体をもって
僕たち歌手が技量を尽くしきったとき、言葉が、誰か一人のためだとしても
心に届くうたになるのだと知りました。
改めて自分はそんな道の上で格闘しているのだ、胸を張って！と自分で
自分につたえることが初めてできた気がしました。

うまい歌、いらない！当たり障りのない歌、いらない！
河原に立ち、出ない声をしぼりきり「きいてください！」と立つこと。
聴くに堪えないこえだとしても心は、届ききくひとを振り向かせます。
これが歌だと思います。聴いていただくことが歌だと。

技、体は心なしには意味をなさないと思います。心、まだまだ勉強！
今日みなさんが教えてくれたことを絶対忘れず、さあ、明日からまたトライあるのみです。
今日参加されたみなさんも参加できなかったみなさんも今日一日本当に
おつかれさまでした。明日に備え、ゆっくり休んでください。

それでは、また、あした。

　　　　　　　　　　　謙太郎