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中川謙太郎、 Good Friends の応援ブログです。 
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今日あげたヤマメは、海に旅する事を迷ったあげく
この渓流に残って そこそこいる仲間のなかでも

この川では一番成長DNAに恵まれたやつらしい。
食わなきゃ俺が参っちまう。いただくことにした。

『悪く思うなぁ 川の兄弟!』

こうして旅してると回りには、殺伐とした”生き残り
ゲーム”があることを自然にわかるようになる。

おれは珍獣や生き物の採取には全く興味がない。
こうして自然の掟の中を人として人の道具を使って
自然の兄弟達と対等に営んでみたい それだけだった。

街の灯りが遠くにみえる。自然の兄弟達は実に規則的
にある期間だけつがいを見つけて人間で言う”デート”
をする。以外と微笑ましい。がおちょくってると
致命的な攻撃をくらったりして、気をつけなきゃいかん
1つだ。

月明かり?危なくてしょうがない。俺は怖い。月あかり
が綺麗なのは人間の世界、自然では夜行性の自然達に
的にされるのが関の山、隠れてる事が得策。

ある日、同じような明るい夜、月はなくなんだ?と思う
夜があった。火を使えば有利な立場を確保できるが、
自然の掟のなかを生きるうちに、汚いような禁じ手の
ような気がして何かを焼いて食うとき以外使ってない。

空を見上げた。夕方登った崖の穴から空を見上げると
星々が何かを主張するように輝き流れている。すごく
綺麗、しばらく見とれて最後の干し肉を口にしたとき
崖下に じっとしてただただ空を見上げるサルを見つけた。

じっとしている。ただただ見つめている。こんなとき
人間だと何か合ったのか?なんて気持ちになったりもするが
完全にそれはなかった。まだ見上げている。二本の足
で立って 見ている。やがて仲間達がやってきた。
急かされるように騒いでる仲間達の鳴き声に移動を
はじめた。やがて東の空を太陽が明るく絵がき始める。

地鳴りがした。その瞬間 激しい縦揺れ 鳥達が
一斉に飛び立った。崖はまずかったがこれまでなら
これまでだと思わない日は一日もない。俺は動かなかった。

しばらく揺れた。遠くのほうで煙が上がってる。
下界はなにやら音が響き 空にはジュラルミンの鳥が
行き交ってる。俺たちはそっちのほうが迷惑だった。


その日は一日中そんな感じ。おれは例の渓流の
ポイントでまた海に旅することを拒否したヤマメ
を釣っていた。兄弟をいただくためだ。

いろいろと道具もまた必要になってきた。でも
今、下界に下りても大体想像がつく状態だろう。
人間の兄弟達が文明に打撃を喰らってる事は想像がつく。

今日のうちに西の崖穴をめざそう
そして星明かりの夜、崖についた。星明かりの夜が
綺麗な自然の芸術の中に同化していた。下界がすこし
心配になった。眠れない。

星明かりの夜はそうした人間の兄弟にとっての
文明えの打撃が多い。でも信じる兄弟はいなかった。
教えたいのに 教えたいのに 星明かり・・・・



中川謙太郎









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プロフィール
HN:
中川 謙太郎
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1969/10/21
自己紹介:
Nakagawa Kentaro
福岡県出身 A型 天秤座
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