みなさん、今日も一日、お疲れさまです。


ふと、思う。暖冬の現代、車で渋滞した道、
信号待ちの人々、なにもかも、現代。古来
から、この道があったと仮定、人力車が行き
交い、今よりきっと寒い大通り、人は背中
を丸めて、無口にさきを急ぐ。

子供ずれの母は、子供をかばうように歩き、
馬でさきを急ぐサムライたちは、きっと寒さ
にうちふるいながら馬に跨がって、きっと
徒歩の町人や農民を気遣ったような気がする。

冬は雪、大通りのお茶処の軒下には人が入れ替わり
たちかわり、店で暖をとってはいても寒さは
今とは比べ物にならないような痛さ。
しもやけ、肌荒れ、凍傷、冬の大通りには
めずらしくない人々の様、渋滞のように人は
ゆっくりと移動していたような気がする。

先を急いではいても、急げない状況、栄養状況
も今より絶対悪い。男の寿命が５０ってとき
だから、相当環境にやられた人達がいたんじゃ
ないだろうか。工夫して生きて行く、これを
智慧とある本で読んだ事があります。まさに
工夫の時代。工夫して自然の敵と戦い、工夫
して栄養をとり、工夫して生き、遊んだのでしょう。

エアコン、デジタル音楽プレイヤー、カフェオレ
パソコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ラジオ。
工夫したら何か別の使い方ができるのかも
しれない。今目の前にあるものがあたりまえで
あたりまえを幸せと結びつける方法はいくらでも
あるけど、この現在の環境下をゼロ地点として
さて、どんな工夫をこらして、今よりもっと
人を幸せにするものを導き出そうか？

冬のある日、渋滞を見下ろしてなんとなく
そんなこと考えてたら止まらなくなった
謙太郎でした。

いやいや、寒い！ホント！大寒！　
僕はこの間やってしまいましたがどうかみんな
風邪、気を付けてくださいね！ふとん、多め！
着物、多め！お茶、多め！じゃなくて熱め！
ですよ。

それでは、みんなの明日が良い一日になりますように
また、明日。


知識より　智慧を学べと　いうけれど
どうにかなれば　それが一番

中川”雨にもまけず　
　　　　　風にもまけず
　　　　　　　欲はなく・・”謙太郎