みなさん、今日も一日、お疲れさまです。

街を歩いていて、いきなり懐かしい香りが鼻に。
都会のど真ん中でした。
幼稚園、小学校５年まで田んぼや畑が多い街で
育ったからか、その香りを”匂い”とはどうして
もいえない”郷愁”の念にかられ、”香り”と表現
していますが、とてもお進めできる”香り”とは
いえません。がこんな場所で街の匂いに麻痺して
いる”なつかしさ”を呼び覚ます”香り”は感動的
でした。

街路の花たちに巻かれた”肥料”の”香り”でした。
昔、剣道の帰り道、ブタを飼育している小屋
と畑の間は、あぜ道で、街灯がなく、この
”肥料”のかおりが充満している道で、くせぇー
くせぇーといいながら、歩いたもんです。

全く同じではないと思いますが”なつかしさ”
を呼び起こす”香り”にしばらくニヤケていると
不思議そーに少年が、僕の顔をみながら友達に
耳打ちしているんっです。
「あのにーちゃん、やばくない？」
そんなことでも言ってたのか、まあ普通この
匂いは”くさい”と表現される種類の匂いです。
そこに立ち、しかもニヤケてたらおかしい
とおもわれてもしょうがありません。が、僕
にとってはこの”香り”は心の中の宝の箱を
あける”香り”だんたんです。

写真とは関係ありません。都会の街路に今後
の自分への手がかりをみつけたもんですから
それに見合う写真を選びました。

しかし、あれだけくさがってた謙太郎少年の
３０年後にまさかあの”くっさい”匂いがヒント
をくれるなんて、人間ってやっぱり幸せを
みつけるために、人生を授かるのかもしれま
せんね。いやいやホントびっくりした一日で
した。そして幸せでした。

この間、関東大雪事件勃発の日、ホント
北海道のどこかにいるような錯覚を起こす
ほどでしたが、またまたふるようですね。
子供があちこちで雪だるま、作ってました。
子供のころはうれしかったなぁ〜。雪。
寒いし、歩き難いし、全くと思う前に
雪だるまみたもんですから、なんとなく
近所に未だにあるしょげた雪だるま君が
元気になるような気がして”まっいいっか！”
と歓迎している始末です。ほんと、僕は
天の邪鬼です。むかついたり、喜んだり
。明日も寒いようですからみんな、気を
ひきしめて、風邪など油断しないように
してくださいね。

それでは、みんなの明日が良い一日になりますように
また、明日。


つつまれる　空気を運ぶ　風の中
記憶を映す　心のスクリーン

中川”探せばもっと
　　　　大切なことを思い出せる
　　　　　　　街のあちこち、心のあちこち”謙太郎